후리가나로 읽는 일본 고전
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かみのごとくよわし
神の如く弱し
菊池 寛
菊池 寛의 神の如く弱し(かみのごとくよわし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,929자 · 28화면
そして、その尾は何時の間にか、放恣な出鱈目な、無検束な生活に変って居るのであった。彼の生活の何処にも、手答えがなかった。性格から、凡ての堅い骨を抜き取ってしまったように、何事をするにも強い意志がないように見えた。そして、おしまいには、今迄の親友の群を放れて、何時の間にか、遊蕩生活をさえ始めて居た。そして、自分に対する友人たちの尊敬や信頼を、自分で塗り潰して居た。
その頃の雄吉は、細木や藤田などに逢うと、定まって河野に対する悪口を云って居た。細木などと、久し振に会って、三時間も四時間も、立てつづけに喋った後で、総勘定をして見ると、会話の三分の二までが、河野の過去や現在のだらしのない行為や生活に対する非難で持ち切って居た。失恋当時の弱々しい未練たっぷりの態度や、それにつづいての妄動や、現在の彼の生活の頽廃して居ることを、掛合で喋って居るのであった。それに気が付くと、雄吉は淋しかった。親しい友人の悪口を、蔭でさん/″\に云い合う。その事自身が、可なりいやしい厭わしい事に違いなかった。が、会話の途中で、ついその事に気が付いて、
「ああそう/\。又河野の悪口を云って居た。