일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かみのごとくよわし

神の如く弱し

菊池 寛

菊池 寛의 神の如く弱し(かみのごとくよわし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,929자 · 28화면

아오조라 문고

藤田などは、それを知ると目を丸くして、駭きかつ慨いた。

「僕は、河野が放蕩を始めたからと云って、それを彼是云おうとは思わない。いくら、遊蕩をしてもいゝが、創作の方面でもっと真剣であって呉れれば文句はないのだ。また創作の方面を投げやりにするのなら、もっと実生活の方でシッカリした真面目な生活を送って呉れればいゝんだ。河野は、生活も創作も両方とも、投げやりにして居るから、救われないと思うんだ。どんなに放蕩してもいゝ。いい物を書いてさえ呉れれば、僕達はグウの音も出さないんだ。」と、雄吉は細木に云ったことがある。

河野の生活が、だん/\その調子を狂わしてからは、雄吉たちとの交際も、だん/\疎遠になった。夕方の五時からは、どんな所用があって、尋ねて行っても、在宅して居ることは、殆どなかった。

「河野の所へは、何時行っても居ない。」と、雄吉たちは口々に云い合った。家に居ないことまでが、何も河野に、道徳的責任がある訳でもないのだが、幾度も重って居る中には、そう云う事からしても、妙な感情上のコジレが出来かけて居た。

其中に、河野は雄吉などの連中とは、全く違った遊び友達を、作って居た。