일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かみだな

神棚

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 神棚(かみだな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,427자 · 44화면

아오조라 문고

事の起りは八月の頃で笹木が俺達の仲間十五人ばかりを松尾に引合わしたのである。松尾は或る富豪から全権を任されたとかで、新らしく印刷所を拵えにかかっていた。給金制度でなしに、純益配分制度とかの、理想的な会社になる筈だった。そして俺達はうまく勧誘されて、その会社にはいることを約束した。勿論その間にはいろんな交渉もあったが、十月の半ばには、俺達は自分の印刷会社から出て、一人前百円ずつ手当とかいう名義の金を貰い、新会社に雇傭の契約を済して、その会社が事業に着手するのを待っていた。或る印刷所を買い取ってすぐに仕事を初めることになっていた。所がいつまで待っても会社は出来上らなかった。笹木が始終俺達の代表となって松尾と交捗していた。するうちに、松尾が突然姿を隠してしまった。富豪から出さした一万に近い金を拐帯したとの噂だった。富豪の方はどうしたか知らないが、俺達の方では実に困った。幾度も寄合っては前後策を講じた。笹木が真先に冷淡な諦めを唱え出した。それに反対する者の方が多数だったけれど、松尾の行方が分らない以上は仕方なかった。皆生活に困る連中ばかりで、いつのまにか散りぢりになって、思い思いの職を求めていった。