후리가나로 읽는 일본 고전
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かていしゅうかんのおしえをろんず
福沢諭吉家族論集
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福沢諭吉家族論集(かていしゅうかんのおしえをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,942자 · 66화면
余輩もまた敢えてこれを強いんとするにあらず。ただ今の世に士君子というべき人が、その子を学校に入れたる趣意を述べて口実に設くれども、かつてその趣意の立たざるもの多きを疑うてこれを咎むるのみ。
その口実に云く、内外多用なるが故に子を教うるの暇なしと。内外の用とは何事を指していうか。官の用か、商売の用か。その用の価は子を養教するの用に比較して綿密に軽重を量りたるか。甚だ疑うべし。
また口実に云く、戸外の用も内実は好む所にあらざれども、この用に従事せざれば銭を得ず、銭なければ家を支うるを得ず、子供を棄てて学校に入れたるは止むを得ざるの事情なりと。この言はやや人情に近きが如くなれども、元来その家とはいかなる家か。これを支えんとして求むる所の銭の高は、正しく生活の需用に適して余りなきものか。あるいは千円の歳入を六百円に減じ、質素に家を支えて兼ねて余暇を取り、子を教うるの機会はなきや。この機会を得んとしてかつて試みたることありや。甚だ疑うべし。
また口実に云く、家に余財なきにあらず、身に余暇なきにあらざれども、如何せん、才学を以て人を教うるに足るなし、子を学校に託するは身に才なきがためなりと。