일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あきのかご

秋の駕籠

山本 周五郎

山本 周五郎의 秋の駕籠(あきのかご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,356자 · 35화면

아오조라 문고

「どうしていないの」

「どうしてって、いないからいないのさ、雷獣だなんて、つくり話に定ってるじゃないか」

「あらいやだ、それじゃあお日枝様の御神木のあれは誰がひっ掻いたの」

「誰がって」六助はお梅を見て、ぐっと渋いような顔をした、「どうしてそう、ひっ掻くことにこだわるんだ、誰がなんのために御神木なんぞ……まあお聞きよ、本当はこうなんだ」

「それは聞かないでもらいたいね」と小座敷の客がおよのに云った、「店の名がわかるとすぐ旦那なんて云われるからね、あたしは旦那あつかいをされるのが、なにより嫌いなんですよ、ええ、お世辞じゃないがおよのちゃんなんぞとこうやって気楽に飲みたいからこそ、このうちへも来るんでね、いいえお世辞じゃないけどさ、いそと呼んでもらいましょう、五十と書いていそとよむあのいそ、店の名はね、それはひとつ聞かないようにね、ええ」

おそめが酒の燗をして、六助のところへ持って来た。お梅はそれを受取って、六助に酌をしながら云った。

「そうかしら、あたしはそう思えないけれど、でもそれ……誰が云ったの」

「おれの親父が云ったんだ、おれの親父はなんでもよく知っていたんだ」