일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あきのかご

秋の駕籠

山本 周五郎

山本 周五郎의 秋の駕籠(あきのかご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,356자 · 35화면

아오조라 문고

娘はなにか云い返そうとした、けれども右手で誰かを呼ぶような身振りをし(「しようがない」とでもいうように)のれん口から板場へ入っていった。二人の小女は奥で朝食を喰べていた、店にはほかに客はなく、拭き込んだ飯台に外からの光りが映って、冷たそうに光っていた。若者は顔を歪めて舌打ちをした。それから口の中で低く呟いた。

「ちぇっ、癪に障る、強情な野郎だ」

娘が膳を運んで来た。

「お肴がないんだけれど、なにか拵えましょうか」

若者は黙っていた。

「かきたまお好きだったわね、かきたまに海苔かかでも作りましょうか」

「いらねえよ、そんなもの」

若者は膳の上から徳利を取った。

「どなることはないでしょ」お梅は悲しそうな眼つきをした、「自分たち同志で喧嘩をして、あたしにとばっちりをくれることはないわ、あたしなんにも知りゃあしないじゃないの」

「どなったわけじゃねえ」若者は手酌で四五杯、続けさまに呷った、「放っといてくれってんだよ」

「あんたたちどうしてそう喧嘩をするんでしょ、いっそべつべつになっちまえばいいんだわ」

娘は板場へ入っていった。金助はいましがた買出しにでかけたあとだった、お梅は鰹節をかき、海苔をあぶって揉み、その二つを混ぜて醤油をかけた。