일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん

空中漂流一週間

海野 十三

海野 十三의 空中漂流一週間(くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,324자 · 35화면

아오조라 문고

「はい、帝都は今夜から、繋留気球を揚げることになっています。今夜は一つだけでありますが、明日から若干数が殖えることになっています。自分は、その最初の一つに乗りこみまして、深夜の帝都の上空をば監視するのであります」

「夜、見えるか」

「はい、午前三時に月が出るのであります。それまではE式聴音器で、敵機のプロペラの音を探知します」

「ふむ、それは御苦労なことだ。では、しっかり頼むぞ」

田毎大尉は、障害者となっても燃えるような戦闘精神が「火の玉」少尉の胸に宿っているのを知って、大いにうたれた。

その「火の玉」少尉は、田毎大尉と旧友戸川中尉との前を辞するときに、一段とかたちを改め顔面を朱盆のごとに赫くして、

「でありますが、この六条は、一日も早く原隊復帰を許され、例の××軍トーチカ集団攻撃に、ぜひとも一番駈けをいたし、そこに屍をさらしたいと考えておるのでありますから、この点お忘れなく、御両所の不断の御骨折を切望いたします」

儼然といい放って、「火の玉」少尉は廻れ右をして帰っていった。

後を見送って、田毎大尉は戸川中尉と顔を見合し、

「やっぱり『火の玉』少尉だ。はじめは原隊復帰を諦めたのかと思ったが、いまの言葉では、どうしてどうして、先生なにがなんでも××軍トーチカ集団の真中で戦死をしたいらしいね。