일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうしゅうそうそうきょく

空襲葬送曲

海野 十三

海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면

아오조라 문고

軍と戦い、或いはフィリッピン群島、東北地方北海道に、米国軍と対峙している今日、贅沢を云うわけにはゆかなかった。

さて問題の、鹿島灘の、一番北の端に、磯節で有名な三磯の一つ、磯崎町というところがあった。ここは、家数が四五十しかない、至って小さい町だった。町というのが多くは漁師の家で、その外には、数年前からジュラルミン工場が建てられたので、その職工達の家と、それ等の人々のために存在しているような感のあるお湯や、郵便局、荒物屋、味噌醤油酒を売る店、米屋などが、一軒ずつ細々と暮しを立てているだけだった。その中で、最も新しい店の一つとして、小さなラジオ店が一軒あった。

「浩さんは、居なさらぬかな」そういって、店先を覗きこんだのは、この小さな町の町長である吉田清左衛門だった。

「あ、兄は先刻、平磯無線まで、出掛けたんでございますよ」そう云いながら顔を出したのは、ここの店をやっている夏目浩の妹にあたる真弓という若い女だった。記憶のよい読者は、彼女が神田のキャバレ・イーグルで、そこがG・P・Uの秘密会合所と知らないで勤めているところを、団員を装って入り込んでいた帆村探偵に助け出され、この国許の磯崎へ、送りかえしてもらったことを覚えていられるだろう。