후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
「ミツ坊が産れたんで、家の中は倍も賑かになったようだね」
長造は上々の御機嫌で、また盃を口のあたりへ運ぶのだった。一家の誰の眼も、にこやかに耀き、床の間に投げ入れた、八重桜が重たげな蕾を、静かに解いていた。まことに和やかな春の宵だった。
そこへ絹ずれの音も高く、姉娘のみどりが飛びこんで来たのだった。
「大変ですよ、お父さま。ラジオが、今、臨時ニュースをやっていますって!」
「なに、臨時ニュースだって?」
「背後の受信機のスイッチを入れて下さい。また上海事変ですって!」
「また上海事変だって?」
長造は、床の間に置いてある高声器のプラグを入れた。ブーンと唸って、高声器に、電気がきた。
「では、もう一度、くりかえして申し上げます」高声器の中から、杉内アナウンサーの声が聞こえた。その声は、隠しきれない程、興奮の慄えを帯びていたのだった。
「本日午後五時半、上海市の共同租界内で、我が滝本総領事が○国人の一団により、惨殺されましたお話であります。
兼ねて租界管理に関し、日○両国間に協議を開いて居りましたが、我が滝本総領事は、常に正々堂々の論陣を張って、○国の暴論を圧迫していましたところ、其の新規約も八分通り片がついた今日になって、会議から帰途についた総領事の自動車が、議場の門から二百米ほど行ったところで物蔭にひそんでいた○国人