후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
円の中に星が一つ――それが、米国空軍のマークだった。
「グわーン、グわーン」
高射砲の砲口から、杏色の火焔が、はッはッと息を吐いた。敵機は、クルリと、横転をすると、たちまち闇の中に、姿を消して行った。異様なプロペラの唸り声が、明らかに、耳に入った。
照空灯は、サッと、光を収めた。
「ラッ、タッ、タッ」
頭上に、物凄いエンジンの響が、襲いかかった。
「ラッ、タッ、タッ」こっちでも、高射機関銃が打ちだした。
ぱッ――。くらくらッとする鋭い光に照された。
「ど、ど、ど、ど、どーン」
ゆらゆらと、愛宕山が揺いだ。
「少尉殿、少尉どのォ!」
誰かが、根を限りに呼んでいる。
「オーイ」社殿の脇で、元気な返事があった。
「少尉殿。聴音機第一号と第三号とが破壊されましたッ」
「第四号の修理は出来たかッ」
「まだであります」
「早く修理して、第二号と一緒に働かせい」
「はいッ。第四号の修理を、急ぐであります」
兵は、バタバタと帰っていった。
(聴音機が、たった一台になっては、この山の任務も、これまでだナ)
東山少尉は、暗闇の中に、唇を噛んだ。七台の聴音機は、六台まで壊れ、先刻の報告では、高射砲も三門やられ、のこるは二門になっていた。