후리가나로 읽는 일본 고전
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だいにこんにゃくぼん
第二菎蒻本
泉 鏡花
泉 鏡花의 第二菎蒻本(だいにこんにゃくぼん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,739자 · 32화면
……勢はさりながら、もの凄いくらい庭の雨戸を圧して、ばさばさ鉢前の南天まで押寄せた敵に対して、驚破や、蒐れと、木戸を開いて切って出づべき矢種はないので、逸雄の面々歯噛をしながら、ひたすら籠城の軍議一決。
そのつもりで、――千破矢の雨滴という用意は無い――水の手の燗徳利も宵からは傾けず。追加の雪の題が、一つ増しただけ互選のおくれた初夜過ぎに、はじめて約束の酒となった。が、筆のついでに、座中の各自が、好、悪、その季節、花の名、声、人、鳥、虫などを書きしるして、揃った処で、一……何某……好なものは、美人。
「遠慮は要らないよ。」
悪むものは毛虫、と高らかに読上げよう、という事になる。
箇条の中に、最好、としたのがあり。
「この最好というのは。」
「当人が何より、いい事、嬉しい事、好な事を引くるめてちょっと金麩羅にして頬張るんだ。」
その標目の下へ、何よりも先に==待人来る==と……姓を吉岡と云う俊吉が書込んだ時であった。
襖をすうと開けて、当家の女中が、
「吉岡さん、お宅からお使でございます。」
「内から……」
「へい、女中さんがお見えなさいました。」
「何てって?」