후리가나로 읽는 일본 고전
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こうぎょく
紅玉
泉 鏡花
泉 鏡花의 紅玉(こうぎょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,518자 · 23화면
何だか謎のような事を言ってるわね。――さあさあ、お寝室ごしらえをしておきましょう。(もとに立戻りて、また薄の中より、このたびは一領の天幕を引出し、卓子を蔽うて建廻す。三羽の烏、左右よりこれを手伝う。天幕の裡は、見ぶつ席より見えざるあつらえ。)お楽みだわね。(天幕を背後にして正面に立つ。三羽の烏、その両方に彳む。)
もう、すっかり日が暮れた。(時に、はじめてフト自分の他に、烏の姿ありて立てるに心付く。されどおのが目を怪む風情。少しずつ、あちこち歩行く。歩行くに連れて、烏の形動き絡うを見て、次第に疑惑を増し、手を挙ぐれば、烏等も同じく挙げ、袖を振動かせば、斉しく振動かし、足を爪立つれば爪立ち、踞めば踞むを透し視めて、今はしも激しく恐怖し、慌しく駈出す。)
帽子を目深に、オーバーコートの鼠色なるを被、太き洋杖を持てる老紳士、憂鬱なる重き態度にて登場。
初の烏ハタと行当る。驚いて身を開く。紳士その袖を捉う。初の烏、遁れんとして威す真似して、かあかあ、と烏の声をなす。泣くがごとき女の声なり。
紳士 こりゃ、地獄の門を背負って、空を飛ぶ真似をするか。(掴ひしぐがごとくにして突離す。