일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면

아오조라 문고

て、子供達の附合いだけでなく、もっと親密に往き来をし、料理や菓子の作り方なども教えて貰えばよかった、と、今になって幸子は惜しい気がするのであった。

夫人がそんな風であるから、幸子達の外にも名残を惜しむ隣人が少くなかったが、出入りの商人達の中には、ミシンとか電気冷蔵庫とか云うようなものを格外に安く分けて貰って喜んでいる者もあった。夫人は不必要な家具類を、成るべく知人や出入りの者などに廉価で譲るようにして、希望者のない品物だけを全部家具屋に売り払ってしまい、纔かにピクニック用の籠に這入った食器類を残して置いて、

「もうこの家には何もありません。私達、船に乗るまでこのバスケットのナイフやフォークで食事します」

と、そう云って笑っていた。隣近所の人々は、夫人が独逸へ帰ったら記念のために日本間を作ってそこへ日本の土産物を飾るつもりであると聞いて、それぞれ書画や骨董類を贈ったので、幸子も祖父母の時代からある、表に御所車の刺繍をした帛紗を贈った。そしてローゼマリーから悦子へ、自分が平素可愛がっていた人形と、人形の乳母車を贈ったのに対して、悦子からもローゼマリーへ、この間舞を舞った時の写真に彩色をしたものと、その時に着た桃色の綸子縮緬に花笠の模様のある振袖を贈った。