후리가나로 읽는 일본 고전
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면
幸子は今度も築地の浜屋を宿にしたが、妙子は彼女と策謀しているような形になるのを避けて、用談を片附けるまでは渋谷に泊り込み戦術を取ることにした。で、大阪を「かもめ」で立って、着いた日の夕方、取り敢えず幸子は妙子を連れて浜屋まで行き、姉を電話に呼び出して、これからこいさんを送って行きたいのだけれども、あたしは今日は疲れているので、よう行かない、こいさん一人では道が不案内だから、勝手ながら輝雄ちゃんか誰かを迎えに寄越してくれないであろうか、と云うと、それなら、あたしが迎えに行ってもよい、まだ晩の御飯前だったら、何処かで三人落ち合って一緒に食べたいから、銀座あたりまで出向いてほしい、と姉は云った。妙子は銀座まで出かけるなら、話に聞いているニュウグランドかローマイヤアへ行きたいと云うので、ローマイヤアと云うことにしたが、あたしも行ったことないねん、数寄屋橋で降りてどう行くのん、と、姉が却って幸子に尋ねる始末であった。
それでも、二人が一と風呂浴びて出かけて行くと、姉は先に来てテーブルの予約をして待っており、今日はあたしが奢るからと云った。いつもこう云う時には、幸子の方が金廻りがよいところから、彼女が勘定を受け持つことに極まっているのであったが、今夜は姉が特別にあいそがよく、妙子に対してもいろいろと労わりの言葉を掛け