일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면

아오조라 문고

七時過ぎに戻って来ると、同時に妙子が這入って来た。実は今日、輝雄が学校から帰るのを待ち受けて、明治神宮へ案内して貰い、さっき、五時頃に二人で一度此処へ来たのだが、幸子がなかなか戻って来ないし、そのうちにお腹も減って来たので、女将が御飯を差上げましょうかと云ってくれたけれども、昨夜の独逸ビールの味が忘れられず、今夜は妙子が輝雄にローマイヤアを奢った、そして今しがた尾張町で輝雄と別れて来たのである、と云って、どうやら彼女は浜屋へ泊めて貰うことに極めているらしいのであった。なおよく聞くと、渋谷では義兄も姉も、妙子を下へも置かぬような款待ぶりで、義兄は今朝も出がけに、こいさん折角来たのだから、今度はゆっくりして行ってくれ、狭い所で気の毒だけれども今は雪子ちゃんが留守だから、どうにか繰合せが付かなくはない、生憎僕は此処のところ忙しいが、五六日すれば暇になるから何処へでも案内しよう、尤も昼は一時間休みがあるから、今日でも正午に丸の内の方へ来てくれたら昼食ぐらいは附き合ってもよい、などと云ってくれ、今日丸ビルのプレイガイドで歌舞伎の切符を取って上げるから、二三日中に、鶴子と、幸子ちゃんと、三人で行って来給えなどと、気味が悪い程の上機嫌で、今迄こんなに義兄から親切に云われたことはないくらいであった。