일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぞくごくちゅうき

続獄中記

大杉 栄

大杉 栄의 続獄中記(ぞくごくちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,326자 · 49화면

아오조라 문고

ちっとも違わない、同じ親しみと懐かしさとの、そして一種の崇高の念の加わった、インスピレーションだ。

僕は初めて、これが本当の故郷の感じなのだ、あの時のもやはりそうだったのだ、と本当に直覚した。

馬車から降りる。何一つ親しみと懐かしみとの感ぜられないものはない。会う看守ごとに、

「やあ、また来たな」と言われるのすらも、古い幼な友達か何かの、暖かい挨拶に聞える。そしていよいよ、前にいた例の片輪者の建物に連れて行かれて、お馴染のみんなのにこにこした目礼に迎えられて、前にいた隣りの室に落ちついた時には、本当に久しぶりで自分のうちへ帰ったような気持がした。

監獄を自分の故郷や家と同じに思うのは、はなはだ怪しからぬことでもあり、またはなはだ情けないことでもあるが、どうも実際にそう感じたのだから仕方がない。巣鴨は僕が初めて既決囚として入監させられた、したがってもっとも印象の深い生活を送らせられた監獄だ。それに囚人は、他のいっさいの世界と遮断されて、きわめて狭い自然ときわめて狭い人間との間に、その情的生活を満足させなければならないからだ。かてて加えて、囚人の生活は、とかくに主観に傾きがちのすこぶる暗示を受けやすい、そのいっさいのきわめて深い点において、たしかに獄外での普通の生活の十年や二十年に相当する。