후리가나로 읽는 일본 고전
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ぞくごくちゅうき
続獄中記
大杉 栄
大杉 栄의 続獄中記(ぞくごくちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,326자 · 49화면
僕等は、いつもはその大きいのに仲間だけが一緒にはいるか、あるいは何かの都合で小さいのに一人ずつ入れられた。その日は一つ一つ板で隔てて一列に並んでいる小さい方へ、みんなが別々に入れられた。ほかの囚人を一緒に入れる筈はないのに、とは思ったが、看守の間違いにしろ何にしろ、とにかくほかの囚人と接触するのは面白いと思って黙っていた。
その男は僕がわざわざ隅に寄って前の方をあけてあるのに、「失敬」と言いながら僕の肩を叩いて、後ろへはいろうとした。妙な奴だとは思いながら僕は少し前へ出た。すると、いきなりその男は飛びこんで来て、後ろから僕を抱きかかえた。
僕は飛びあがって、そいつの横面を一つうんと殴りとばして、そとへ出た。もう「出浴」の号令のかかる間近でもあったのだ。
脱衣場では、同志の村木というまだ未丁年の男が一人、蒼い顔をして着物を着かけていた。
「どうした?」
僕はまた例の脳貧血かと思って、そばへ寄って尋ねた。少し長く湯にはいっていると、僕等の仲間はよく、この脳貧血を起した。
「今、変な奴がはいって来てね、いきなり後ろから抱きかかえやがったもんだから、急いで逃げ出して来たんだ。