후리가나로 읽는 일본 고전
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びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい
美術学校時代の岡倉先生
板谷 波山
板谷 波山의 美術学校時代の岡倉先生(びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,979자 · 16화면
先生原稿を持たないものですから、ときどきでたらめに脱線しちゃう。ところが、その脱線がおもしろくてよかったですね。むしろ先生の講義の美術史なんぞよりよかったですね。
生徒に向って、君らは文化・文政あたりの画家のいろいろ名前を知っているかとか、その時分の画家は本にいっぱい載っているが、大きい字で書かれているのは谷文晁ひとりだ。このたくさんの生徒のなかでだれが文晁になれるか。小さい字になっちゃっても仕方がないから、でかい文晁飛び出しなさい、ということを、美術史の講義のなかで脱線して始終やるんです。
先生が常に言っておったのは、美術というものは模倣はいかんということです。じぶんの創意でやったものでなければ、ほんとうのじぶんが出ていなければ、芸術じゃない、というんです。独創がなければいかん、ということを始終いいました。
私などの組はそのとき先生を非常に尊敬していたものですから、すっかりその気持になりまして、卒業生はじぶんで修めたもので世を渡ったものはあんまりありません。私がこんなで、白浜徴は図画教育を、その他印刷局に入ってお金の型を彫るとか、それから天賞堂へ入って時計の後に彫刻するとか、学校で修めたものをやらないで、じぶんのそういう苦心して工夫したものをやっていました。