일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ろうじゅんさ

老巡査

夢野 久作

夢野 久作의 老巡査(ろうじゅんさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,237자 · 17화면

아오조라 문고

電話で「巡廻中異状はなかったか」と尋ねられた時に、何の気もなく「ハイ」と答えた彼は、すぐにK駐在所から一里ばかりを距たったK分署に呼び付けられて、居残っていた法学士の分署長から、眼の玉の飛び出るほど叱責されなければならなかった。そうして、

「見舞に行くには及ばぬ。君のような人間が現場に立会ったとて役に立つものじゃない。留守をして電話でも聞いていたまえ」

と小使の面前で罵倒されたのであった。

署長以下の全員が出動したあとで、ガランとした室の真中の大火鉢に椅子を寄せて屈まり込んだ睦田巡査は、その青ざめた顔に幾度も幾度も涙を流した。そうして電話がかかるたんびに水洟をススリ上げススリ上げ立上っていたが、その電話を本署に取次いでいるうちに……遭難した倉川家の若い男爵は、旧友の某国大使を神戸に出迎えに行った留守中であったこと……犯人はドチラも黒装束に覆面をした専門の強盗らしかったこと……倉川家の裏手のコンクリート塀を乗越える時に、電話線を切断していたこと……バンガロー風の二階の窓硝子を切って螺旋止めを外して忍び入ったこと……夫人と小間使は眠ったままの位置で絞殺されていたこと……重傷を負わされた書生が間もなく死亡したこと……物置に隠れて震えていた台所女中が、夜の明けるのを待って、お隣りから分署に電話をかけたこと……その