일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいかぞく

聖家族

小山 清

小山 清의 聖家族(せいかぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,523자 · 12화면

아오조라 문고

「おもしろい父ちゃんね。」

マリヤも笑ったが、一瞬彼女は、あの空一面に星々の輝いた、わが子の誕生の夜のことを思い浮べた。

ヨセフは水瓶を手にとって提げ、妻子をかえりみた。

「さあ、お家へ帰ろう。」

「あら、瓶はわたしが持ちますよ。」

「亭主が提げちゃ、みっともないか。いいじゃないか。きょうがはじめてというわけでもないし。」

マリヤが身重であったとき、ヨセフは代りに水汲みをしたことがある。マリヤがイエスを身籠ったことを、はじめてヨセフに打明けたのも、この井戸のほとりであった。そしてまた、ヨセフがはじめてマリヤの頭上に毫光を認めたのも、そのときであった。そのときヨセフはマリヤの顔を見ながら、彼女がむかしから母親のような感じのする娘であったことに気がついた。そして自分がマリヤに惹かれたのも、彼女のそういう生れつきに対してだと思った。その後もヨセフは折りにふれて、マリヤの頭上に毫光を見た。そしてその経験は彼の心を一層慎しみ深くした。彼はそのことをひとり胸に秘めて、誰にも語らなかった。

次第に夕闇の濃くなって行く中を、夫婦は家路を辿った。マリヤはどちらかと云えば大柄な方で、ヨセフには似合いな配偶である。