일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょっこうとびしょう

職工と微笑

松永 延造

松永 延造의 職工と微笑(しょっこうとびしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,696자 · 144화면

아오조라 문고

ブラッシュへ入れる指先の力の工合で発色が異って来るのだ。』師匠は斯う云って、手を洗うために画室を去りました。独りになった弟子は、いきなり師匠の絵の具箱の所へ飛んで行って、林檎の赤い色を表すために使ったギャランスフォンセと云う絵の具のチューブを握り締めてね、中の絵の具を二寸も押し出して、やり場に困ったものだから、自分の口の中へとナスリつけて了ったんです。

貴方、分りますか? 之だって立派に盗みの一種です。けれども、此の盗みの原因を考えて同情のある許しを与えると云う事は我々に何れ程必要であるかを知らねばなりません。

此の弟子の心には先ず第一に嫉妬、それから疑念、それから憎悪、怨恨等が渦を巻いていたのです。そして重に嫉妬が原因となって盗みをして了ったのです。当の絵の具が欲しいのではない、先生と同じ技能が欲しいのに、やはり行為の上に表れて来た事を見ると、絵の具を盗んでいるんです。人間と云うものは無形な事を有形にして表す傾向を持っています。彼は具体的に事を為す性質に災いされているのですね。

分っています。貴方が盗みをするようになったのも生来の本能からではないのです。