일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かんぞうせんせい

肝臓先生

坂口 安吾

坂口 安吾의 肝臓先生(かんぞうせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,194자 · 46화면

아오조라 문고

伊東市のどこ、どの街角ということをシテキすることはできない。それは名もない片隅だ。それでいゝのだ。そして又、街のいたるところであってもよい。そして、その肝臓の碑面には、ハズカシナガラ、小生の詩がきざまれていることを、小さな声で白状しておこう。詩作の情熱は高鳴っても、詩の体となすべき言句にウンチクがないから、ピカドンの徒は詩はダメです。

しかり、しかして、肝臓先生とは何者であるか。それを語るべき光栄ある時間がせまってきたが、それは私が語るのではなく、烏賊虎さんが語るのだ。私はそれを私流儀の文章に要約しただけのことだ。以下、文中、私とあるのは烏賊虎さんである。

★

赤城先生の生国がどこか、市役所の戸籍係にしらべてもらわないと、わからない。伊東の生れでないことだけは確かであるが、この町は旅の人にはなれているし、魚も年中旅をしているものだから、誰も人の生国などを気にかけないのである。

先生は東京の医者の学校の物療科というところを出た人だ。これだけは、みんなが知っている。なぜなら、その物療科をつくった恩師の大先生を神のごとくに讃えて、万事につけて恩師の高徳に似たいというのが先生の念願だからである。