후리가나로 읽는 일본 고전
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はいたい
胚胎
宮本 百合子
宮本 百合子의 胚胎(はいたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,077자 · 55화면
小姓はそれをうけとると一足急にさがって、
小姓 法王様!
これは破門の宣告状でございます、
陛下に――
お間違いだろうと存じます。
法王 盲にも、目くされにもなって居らんでの。
小姓はすくんだ様に下を向いてそこに立つ。
法 馬の用意をいたいて呉れ。
法王の供人一人下手から去る。
法 若い人何もその様におどろかぬとも良いのじゃ、王はわしに廃位の宣告状をお送りなされた御礼じゃもの。
ちとかるすぎるかも知れぬが、わしは貧しゅうてそれ丈のものほかもって居らなんだ。
法王の群はしずかに動いて上手の戸口から入ってしまう。
舞台には小姓一人のこって、法王の出て行った方をしばらく見つめて、
やがて深い溜息をついてから反対の戸口――下手からひきずる様な足つきをして退く。
幕
第二幕
第一場(前幕より三ヵ月後冬も十二月に近い頃の事)(A.D. 千七十七年頃)
場所
ヘンリー四世の城内 王の居間。
景 そんなに広くない構えで四方に海老茶色の布を下げてある。
左右には二つ並べて大きく先王と王妃の像を画いた額がかかってその下に火が燃してある。
今のストーブとまでには発達しないごく雑な彫刻のある石板で四方をかこんだ窪い所に太い木の株を行儀よくかさねてある、その木と木の間から赤い焔が立ちのぼる。