후리가나로 읽는 일본 고전
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じさくかいせつ
自作解説
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 自作解説(じさくかいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,652자 · 8화면
この「怪人二十面相」シリーズは「少年探偵団」シリーズでもあるのだが、その特徴は、どのお話にも拳銃やナイフが出てこない。つまり、人殺しがない。二十面相は血を見ることが大きらいなのである。また少年探偵団のほうも、拳銃やナイフをつかわない。少年探偵団の探偵七つ道具の中には、ピストルやナイフは、はいっていないのである。
このシリーズには、どの話でも、最初は、おばけのような怪物があらわれたり、どうしてこんなことがと、おどろくようなふしぎなできごとがおこる。このなぞがどうしてとけるのだろうと、さきを読まないではいられなくなる。そして、お話の最後には、かならず、その種あかしがある。そこで、ああそうだったのかと満足する。ふしぎをふしぎのままでおわらせないで、きっと種あかしがついている。そこにこのシリーズの特徴があるのだと思う。
さて、これを「少年クラブ」に連載すると、少年雑誌に従来そういうものがなかったとみえて、大いに受けた。子供からの手紙が驚くほどきた。一年の連載が終るとすぐ講談社から本にして出した。これもよく売れた。そんなことから、長篇少年もの一本だけは毎年連載するくせがついたのである。