후리가나로 읽는 일본 고전
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じぶんだけのせかい
自分だけの世界
辻 潤
辻 潤의 自分だけの世界(じぶんだけのせかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,232자 · 13화면
少々異なってはいるが「創造的虚無」に例の「色空」という字を当てはめて考えてみてもいい。ところで仏教の方では未だ色々と手数をかけて、般若の哲学などと「空」という字を種々雑多にコネクリかえす空理哲学などというものがあるようだが、スチルネルの方では簡単に「不可説」で解決をつけている。そして、それが思索の働きになって現われた時にはもう既にその本来の姿からは異なったものになっているというように説いている。
スチルネルにいわせると、各人が自分の自我をハッキリ意識することが第一義である。それが自分を所有することになる。そして自分を所有することは同時に一切を所有するということである。なぜなら「万物は自分にとって無」だからである。
一寸気付いたからといって置くがスチルネルの「所有人」(Eigner)という言葉は彼自身の発明であるように見えるが、「荘子」を読むと(「荘子」は又僕の昔からの愛読書の一つである)「独有人」という言葉が出て来る。この「独有人」という言葉をそのまま“Eigner”の訳語として借用しても差支えはなさそうだ。「独有人」とはどんな人間かというと「……能物レ物。