후리가나로 읽는 일본 고전
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じぶんとしとのかんけい
自分と詩との関係
高村 光太郎
高村 光太郎의 自分と詩との関係(じぶんとしとのかんけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,831자 · 4화면
私は既に学生時代にそういう彫刻をいろいろ作った。たとえば、サーカスの子供の悲劇を主題として群像を作った事がある。これは早朝に浅草の花屋敷へ虎の写生に通っていた頃、或るサーカス団の猛訓練を目撃して、その子供達に対する正義の念から構図を作ったのである。泣いている少女とそれを庇っている少年との群像であった。又たとえば、着物が吊されてある大きな浮彫を作った事がある。その着物に籠る妖しい鬼気といったようなものを取扱ったのであるが、これも多分に鏡花式の文学分子を含んでいた。又美術学校の卒業製作には、還俗せんとする僧侶を作った。今思うと随分滑稽な主題と構想とであって、経巻を破棄して立ち上り、甚だ俄芝居じみた姿態が与えられてあった。こういう風に私はどうしても彫刻で何かを語らずには居られなかったのである。この愚劣な彫刻の病気に気づいた私は、その頃ついに短歌を書く事によって自分の彫刻を護ろうと思うに至った。その延長が今日の私の詩である。それ故、私の短歌も詩も、叙景や、客観描写のものは甚だ少く、多くは直接法の主観的言志の形をとっている。客観描写の欲望は彫刻の製作によって満たされているのである。