일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じじょでん

自叙伝

大杉 栄

大杉 栄의 自叙伝(じじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,021자 · 230화면

아오조라 문고

「これからどうするつもりだ。」

父はできるだけ優しく、しかし簡単にただこれだけのことを言った。僕は一人できめていただけのことをはっきりと、しかしやはり簡単に答えた。

「文学はちょっと困るな。」

父は僕の言葉を聞き終ると、ちょっと顔をしかめて首を傾けた。

「文学って何ですの。」

母は心配そうに父の顔をのぞいた。

「それ、あの桑野の息子がやったようなものさ。」

「あの、大学を卒業して、何にもしないで遊んでいる、あの方?」

「うん、あれだ。あんなんじゃ困るからな。」

「そうね。」

僕はその桑野の息子というのがどんな男か知らなかったが、母もそう言われれば、父に賛成するほかはないらしかった。

「とにかく東京へ出して勉強はさせてやるつもりだが、文学というのだけはもう一度考え直して見てくれ。お前も七、八人の兄弟の総領なんだからな、医科とか工科とかの将来の確実なものなら、大学へでもやってやるがね。どうも文学じゃ困るな。」

父はまた顔をしかめて首を傾けた。

「でも、せっかくそうときめたことを今すぐ考え直すというわけにも行きますまいし、もう一日二日考えさして見たらどうでしょう。」

母は父にそう言ってなお僕にも附けたして言った。