일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しば、あざぶ

芝、麻布

小山内 薫

小山内 薫의 芝、麻布(しば、あざぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,170자 · 15화면

아오조라 문고

二階の書斎の目隠しの向うに、市村羽左衛門の家の庭があった。目隠しの隙間からのぞくと、市村が夜おそく芝居から帰って来てくつろいでいる様子などが見えた。

市村はああいう人だから、よく大きな声で、庭先の縁から、私の書斎へ詞をかけた。

『小山内君、来ないか。うまいお菓子があるぜ。』

私は目隠しの隙間から、

『有難う、今行くよ。』

などと答えて、表から廻って、あの宏大な邸宅へ、ふだん着のままで押し上がったものであった。

今の家橘――その時分の竹松――が、伴内の稽古を家でしていることがあった。なんでも、親父が帝劇でお祭り佐七をやるので、例の踊り屋台の伴内をやるのだった。

『やあ、やあ、勘平。」という乗りになるところを、お母さんの監視の下に、幾度も幾度も稽古させられていた。私は竹松が可哀そうになった。役者の子はつらいものだなあと思った。自分の子は決して役者にはすまいと思った。その私が、今年はとう/\三男を旧役者の群に投ずることになった。こないだ、震災後再築された市村の家の前を計らず久しぶりで通って、私は今昔の感に堪えなかった。

明舟町は誠に静かなところである。琴平様の縁日の時は、多少賑うが、ふだんはいつもひっそり閑としている。