후리가나로 읽는 일본 고전
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めはのびる
芽は伸びる
小川 未明
小川 未明의 芽は伸びる(めはのびる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 5,010자 · 11화면
一
一
泉は、自分のかいこが、ぐんぐん大きくなるのを自慢していました。にやりにやり、と笑いながら、話を聞いていた戸田は、自分のもそれくらいになったと思っているので、おどろきはしなかったが、誠一は、ひとり感心していました。お母さんが、きらいでなければ、自分もかいこを飼いたいのです。なんでお母さんは、あんな虫が怖いのだろう。お母さんや、妹が、かわいい顔をしているかいこを、気味わるがっているのが、不思議でたまらなかったのであります。そこへ、ちょうど理科の長田先生が通りかかられました。
「君たち、なにをしているね。」と、みんなの顔を見て笑っていられたのです。
「おかいこの話をしていたのです。先生、僕のおかいこは大きくなりました。」と、泉が、いいました。
「そうか、学校のと、どっちがいい繭を造るかな。」
「競争するといいや。」と、戸田がいいました。
「君も、飼っているのかね。」
「飼っています。」
ひとり誠一がだまっているので、先生は誠一の顔をごらんになって、
「南、おまえは。」と、お聞きになりました。
誠一は、こないだ先生がみんなにかいこを飼ってみるようにおすすめなさったのを覚えています。