일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わかいふじんのためのしょだな

若い婦人のための書棚

宮本 百合子

宮本 百合子의 若い婦人のための書棚(わかいふじんのためのしょだな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,077자 · 17화면

아오조라 문고

の調子は特殊なものであった。これらの事情は二つながら芸術作品を生ませるには遠いものである。

理解とそして愛。この二つのものが私たち人間に人間を描いた芸術をつくらせるのである。

「孤児マリイ」

マルグリット・オオドゥウというフランスの婦人作家は、初めは仕立屋であった。モードを創ってブルワールに堂々たる店をもっているような服飾家ではない。ほんとのお針女、日給僅か三フラン(一円二十銭足らず)を得るために、ある時はブルジョアの家に出張したり、またある時は、自家の小さな部屋――ミシンのところへ行くのにはマネキン人形をずらさなければならないという、そんな小さな部屋で働いたりしている貧しい「女裁縫師」であった。

一八六四年、中部フランスの貧しい家に生れ、五つ位のとき母に死なれ、後は父親がぐれ出して孤児院で育った。十四五歳から後は孤児院から農家の羊番娘にやらされ、十九歳ぐらいのとき、巴里へ出て来た。女裁縫師としてオオドゥウの辛苦の生活が大都会のきわめて目立たない一隅で営まれはじめたのであった。

腺病質で眼の弱かったオオドゥウは中年にいたって、ついに盲目になりたくなかったら裁縫をすてろと医者に宣告された。