후리가나로 읽는 일본 고전
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わかいふじんのためのしょだな
若い婦人のための書棚
宮本 百合子
宮本 百合子의 若い婦人のための書棚(わかいふじんのためのしょだな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,077자 · 17화면
絶えず病気で、非常に貧しく、ときどきその日のパンにさえ事を欠く彼女は「自分の苦難を少しでも忘れるため、自分の孤独を慰めるため、自分自身の伴侶になるような気持で」ものを書きはじめた。
偶然のことから二三の作家と知り合うようになり、オオドゥウの作品の特別な魅力が彼らを動かした。「小さき町にて」「ビュビュ・ド・モンパルナス」「母への手紙」の作者、シャルル・ルイ・フィリップも熱心な彼女の支持者であったが、自分のためにさえ何もなし得なかったフィリップにはマルグリットを世のなかに押し出す力はなかった。それをしたのは、この日本訳にも序文の出ているオクタアヴ・ミルボオ「小間使いの日記」の作者である。
原名「マリイ・クレエル」というこの作品は一九一一年に出版され、発表と同時にフェミナ賞を貰った。彼女は後二十六年の間に「マリイ・クレエルの工房」その他三巻の小説を書き、最後の作「光ほのか」を完成して一九三七年二月に南仏で歿したのであった。
マリイ・クレエルの孤児院生活の描写からはじまる「孤児マリイ」の一篇は、堀口大学氏の手に入った訳であればあるほど、原文の味わいはどのように新鮮、素朴、簡美であろうかと、フランス語でよんでみたくなる作品である。