후리가나로 읽는 일본 고전
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きのこのまいひめ
茸の舞姫
泉 鏡花
泉 鏡花의 茸の舞姫(きのこのまいひめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,906자 · 24화면
神官は高足駄で、よろよろとなって、鳥居を入ると、住居へ行かず、階を上って拝殿に入った。が、額の下の高麗べりの畳の隅に、人形のようになって坐睡りをしていた、十四になる緋の袴の巫女を、いきなり、引立てて、袴を脱がせ、衣を剥いだ。……この巫女は、当年初に仕えたので、こうされるのが掟だと思って自由になったそうである。
宮奴が仰天した、馬顔の、痩せた、貧相な中年もので、かねて吶であった。
「従、従、従、従、従七位、七位様、何、何、何、何事!」
笏で、ぴしゃりと胸を打って、
「退りおろうぞ。」
で、虫の死んだ蜘蛛の巣を、巫女の頭に翳したのである。
かつて、山神の社に奉行した時、丑の時参詣を谷へ蹴込んだり、と告った、大権威の摂理太夫は、これから発狂した。
――既に、廓の芸妓三人が、あるまじき、その夜、その怪しき仮装をして内証で練った、というのが、尋常ごとではない。
十日を措かず、町内の娘が一人、白昼、素裸になって格子から抜けて出た。門から手招きする杢若の、あの、宝玉の錦が欲しいのであった。余りの事に、これは親さえ組留められず、あれあれと追う間に、番太郎へ飛込んだ。