일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうやのよびごえ

荒野の呼び声

山本 政喜

山本 政喜의 荒野の呼び声(こうやのよびごえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,368자 · 25화면

아오조라 문고

そこでこの航海の記事出版の前借の交渉をはじめる一方、チャーミアンの叔父ロスコー・イームズを監督としてサン・フランシスコでスナーク号の建造に着手させた。

しかしこの時勃発したサン・フランシスコ大地震につぐ火事で、造船材料を焼失するという憂目を見た上に、ロスコーの無能と、不正直のために、金ばかりかかつて、仕事は進まず、出航予定の十月一日になつても、金は一万五千ドルもつぎこみながら船は半分しか出来ていないという有様で、しかも大雑誌で前借を承諾してくれるものは一つもないという窮地に陥つた。

結局二万五千ドルもつぎこんでしかもまだ未完成の船をホノルルに廻航して、そこで完成するつもりで海上に乗りだしてみると、船は泥の中にはまりこんでしまつた。それをどうにか引きあげ、修理して出発したのが一九〇七年四月二十二日、乗り組んだ者は、航海術を知らぬ船長と、機関のことを知らない学生の機関士と、料理を知らない料理人と、日本人のボーイと、ロンドン夫妻であつた。

殆ど不正の材料ばかりで出来た船は、甲板からも船腹からも船底からも不断の水漏れになやまされ、至るところ故障ばかりで、しかも航海術の心得ある者は一人もないので、船はただ地獄のまわりを漂つているようなものであつた。