후리가나로 읽는 일본 고전
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おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
蝦蟇は鼬鼠や青大将に比べれば、可愛いところがあった。沓脱石の上の庭下駄の上にひっそり蹲っていることもあった。
廊下を曲がった奥の部屋は四畳半で、ここは外庭に面して出格子があったが、女中部屋に次いで薄暗かった。ここには祖父の姉にあたる人が寝起きしていた。父がはじめて大阪へ修業に行ったのは十三四の頃であったが、この人が附添って行った。家ではこの人のことを、一つは祖母と区別するため、大阪お祖母さんと呼んでいた。この部屋には炉が切ってあって、冬にはその上に炬燵を設けた。雪の日など、兄と私は炬燵に暖まりながら、茶碗にすくってきた雪に砂糖をかけて食べたりした。
隣りは玄関の三畳間であった。ここには大きな姿見が据えてあった。私はよくこの姿見の前に行って佇んだが、子供心にも自信の無い思いをした。私はその頃、家の者からしょっちゅう、「ばかだ。ばかだ。」と云われていた。またここには神棚が祭ってあって、父が外出するときには、神棚の上に置いてある火打石を取って、父の背ろからかちかち云わせた。
隣りは蔵前の六畳間で、ここはいわば母と私の部屋であった。夜、ここに父母と私は川の字に寝た。