일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

一種の神経衰弱療法である。祖母はなにもよそへ遣ることはない、うちで義太夫を習わせたらと云ったが、祖父は「馬鹿野郎。清はしょうばい人にするわけじゃない。親父に倅が教わるというのも鬱陶しいもんだ。」というようなことを云った。母は不賛成のようであったが、このときも押強くは口に出さなかった。私は毎日学校から帰ってくると、その頃竜泉寺町に住んでいた延小浜という中年増のお師匠さんの許へ通うようになった。お師匠さんの家は揚屋町の番屋を抜けて刎橋を渡って金杉の方へ行く途中に在った。この人はごくさっぱりした男のような気性の人で、いつも髪を割かのこというのに結っていた。私が初めて温習会に出て梅の春を語ったときに、連中の仲の町の鶴屋という引出茶屋の主人がお師匠さんと一緒の写真を撮ってくれた。三味線を控えているお師匠さんの隣りに、紋附を着て袴をはいた九つばかりの私がひよわな小動物のような眼をして写っていた筈であるが、震災のときに焼失した。祖父を手古摺らせた私の内気も、三年生になって級長を勤めるようになってからはそれほどでもなくなって、凧揚げやとんぼ採りの仲間入りも一人前に出来るようになるばかりか、大川へ水泳ぎにさえ出かけるようになった。