후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
「いま、小山さんがね、そこで鳴尾君という可愛い少年に逢ったって話をしていたところだ。」と田中さん。
鳴尾君はまた子供のような微笑を見せて、
「小山さんはおいくつ? 検査はすんだの?」
私も笑いながら、
「ええ、検査はすみました。二十五です。」
「それじゃあ、僕よりお兄さんですね。若いなあ。」
私達は顔を見合せて笑った。私もふだん人から年少に見られる方ではあるが、鳴尾君の飛び抜けた若さには一驚を喫した。村木さんはまた私より二つ上の二十七であったが、私達が幼いせいか、ぐっと老けて見えた。この西隣塾のいわば留守居役であり、また印刷所の主任であった。田中さんはもう三十を越していて子供もある人で、近くの多摩河畔にある小山の麓に住んでいて、毎日自転車に乗って塾へ通ってきているのであった。
夕刻オート三輪車に乗って東京から介山居士が到着した。その頃介山居士は東京に十日羽村に七日という風に、居士の言葉を借用するならば、水陸両棲動物のような生活をしていた。東京羽村間の往復には最初オート三輪車を使用していたが、まもなく当時流行しはじめたダットサンを購入された。運転手は大竹さんと云って私達と同年配の人で東京の居士の家に夫婦で住み込んでいた。