일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

しかし私はかえってきたことを喜べず、気持は落着かなかった。ちょっとしてまた別のところへ廻されるかも知れぬ、そう思ったりした。「印刷か掃除工にやってくれないかな。」と私は仲間に云ったりした。(私は印刷は多少経験があった。)「出るまでここにいるよ。もう何処へもゆかないよ。」と仲間の一人が云った。それには私は不服だった。そう云われると、一層、出るまでここにいるのだったらたまらないと思わずにはいられなかった。……私の仕事は一日かかって一把がヤットというとこだった。課程はたしか三把と十六足ということだった。横鼻緒の仕事は難儀で課程をやっている者は殆んどいなかった。が、それにしても私はいい成績ではなかったわけだ。私のほかにも私と同じような者やまた以下の者もいたが。白痴やそれに近い者もいて、以下の者とは彼等だった。その人は私の顔を覗いて云ったものだ、「まんざら馬鹿でもなさそうだがなあ。」私はびくっとした。工場で私のとなりには一人の朝鮮人がいて、彼の仕事の程度は私と同じ位だった。しかし彼の手際はいかにも軽く運んでいた。彼は私の仕事をふと見て、そのようにきつく綯ってしまってはあとでよりをもどすのが骨だという意味をささやいた。