일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

私はぶきっちょだったのだ。仕事のことで私は彼よりはずるくはなかったろう。

既に寒さは来ていた。機工場で踏み板をふむ私の足は霜焼けにかかった。血ぶくれて太くなり、みかけは象の足という感じだった。夜寝に就いて蒲団の中で温まると痒さがひどくなった。「いまにもっとひどくなる。くずれて骨が出るようになる。」と雑役の一人が私を嚇した。しかし私は麻工場にかえされて座蒲団に坐るようになったので、霜焼けの足はすぐに癒えた。また、麻工にかえった日に丁度その冬最初の足袋の給与もあった。四、五日して工場内に手風呂が持ち込まれた。凍傷にかかることから手を護るためのものである。朝作業が始まるとすぐ、雑役が二つある手風呂の火を熾しにかかった。私達は一つの桶の周囲に六人ほどずつかたまって、熱い湯の中に凝っと手を浸した。五分間で交替した。それを毎朝やった。私の掌はそれでもすこしあかぎれがした。

K神社の御霊代の遷座式がここで行われたのは確か年内であったと思う。所長もかわらないうちであったし。私達は下の工場の方の広場にみんな集ってその式をした。(所内はみんなの云う上と下とに分れていて、この刑務所に二度以上の者はすべて下の工場へやられた。