후리가나로 읽는 일본 고전
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おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
三鷹村のドン・キホーテはあわてて防空壕へ逆戻りさ。」
「それは惜しいところでしたわね。成駒屋ッ、と大向うの声がかかるところじゃありませんか。それでその○○さんはどうなさいました?」
「一時間ほど人工呼吸を施したら蘇生されたそうだ。僕としてもあれほどの精神の躍動を感じたことは、半生を顧みてもざらにはないのだが、時われに利あらず、あたら武勇の誉も空しく、千載に恨みを遺したわけだ。」
「でも、やっぱり、いざとなると、先生の方がお弟子さんよりは勇敢なのですね。」
「そうさ。昔から相場が極っているよ。家来は殿様に勝てず、弟子は師に及ばず、女房は亭主を凌げずさ。」
「それにしても、田中さんは戦場往来の勇士なのでしょう?」
「そうなんだ。小山などは常時、非常時を問わず物の役には立たぬ雑兵だから仕方がないとしても、田中はふだん、わが名は坂上田村麿、鎮西八郎為朝、降っては遠州森の石松などと、喧嘩に強い男を以て任じているだけに、そこは僕も心強い気がして、秘かに頼みにしていたのだが、豈はからんや、お聴きの通りなんだ。これは田中のまじめな述懐だが、あの時の状態は第一線で敵と五十米位の距離を隔てて対峙している感じだそうだ。