후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
らくだい
落第
夏目 漱石의 落第(らくだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,134자 · 8화면
、別に之と云う目的があった訳でもなかったけれど、此儘で過ごすのは充らないと思う処から、兎に角大学へ入って何か勉強しようと決心した。其頃地方には各県に一つ宛位中学校があって、之を卒業して来た者は殆んど無試験で大学予備門へ入れたものであるが、東京には一つしか中学はなし、それに変則の方をやった者は容易に入れたけれど、正則の方をやったものだと更に英語をやらなければならないので、予備門へ入るものは多く成立学舎、共立学舎、進文学舎、――之は坪内さんなどがやって居たので本郷壱岐殿坂の上あたりにあった――其他之に類する二三の予備校で入学試験の準備をしたものである。其処で僕も大いに発心して大学予備門へ入る為に成立学舎――駿河台にあったが、慥か今の蘇我祐準の隣だったと思う――へ入学して、殆んど一年許り一生懸命に英語を勉強した。ナショナルの二位しか読めないのが急に上の級へ入って、頭からスウヰントンの万国史などを読んだので、初めの中は少しも分らなかったが、其時は好な漢籍さえ一冊残らず売って了い夢中になって勉強したから、終にはだんだん分る様になって、其年(明治十七年)の夏は運よく大学予備門へ入ることが出来た。