후리가나로 읽는 일본 고전
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がもううじさと
蒲生氏郷
幸田 露伴
幸田 露伴의 蒲生氏郷(がもううじさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,772자 · 128화면
政宗の「さゝずとも誰かは越えん逢坂の関の戸埋む夜半の白雪」などは関路ノ雪という題詠の歌では有ろうか知らぬが、何様して中々素人では無い。「四十年前少壮ノ時、功名聊カ復タ自カラ私カニ期ス、老来不レ識干戈ノ事、只把ル春風桃李ノ巵」なぞと太平の世の好いお爺さんになってニコニコしながら、それで居て支倉六右衛門、松本忠作等を南蛮から羅馬かけて遣って居るところなどは、味なところのある好い男ぶりだ。その政宗監視の役に当った氏郷は、文事に掛けても政宗に負けては居なかった。後に至って政宗方との領分争いに、安達ヶ原は蒲生領でも川向うの黒塚というところは伊達領だと云うことであった時、平兼盛の「陸奥の安達か原の黒塚に鬼籠れりといふはまことか」という歌があるから安達が原に附属した黒塚であると云った氏郷の言に理が有ると認められて、蒲生方が勝になったという談は面白い公事として名高い談である。其の逸話は措いて、氏郷が天正二十年即ち文禄元年朝鮮陣の起った時、会津から京まで上って行った折の紀行をものしたものは今に遺っている。文段歌章、当時の武将のものとしては其才学を称すべきものである。