후리가나로 읽는 일본 고전
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うすこうばい
薄紅梅
泉 鏡花
泉 鏡花의 薄紅梅(うすこうばい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,133자 · 122화면
青麟に嫁く一言や、直ちに霹靂であった。あたかもこの時の糸七に、屋の内八方、耳も目も、さながら大雷大風であった。
四十一
と、突立ったまま、苦い顔、渋い顔、切ない顔、甘い顔、酔って呆けた青い顔をしていた。が、頬へたらたらと垂れかかった酒の雫を、横舐めに、舌打して、
「鳴るは滝の水、と来るか、来たと……何だ、日は照るとも絶えずとうたりか、絶えずとうたりと、絶えずとうたり、とくとく立てや手束弓の。」
真似を動いて、くるくる舞ったが、打傾いて耳を聳て、
「や、囃子が聞える。ええ、横笛が。笛は止せ、笛は止せ、止せ、止さないか、畜生。」
と、いうとともに、胆略も武勇もない、判官ならぬ足弱の下強力の、ただその金剛杖の一棒をくらったごとく、ぐたりとなって、畳にのめった。
がんがんがんと、胸は早鐘、幽にチチと耳が鳴る。
仏間にては、祖母が、さっきの言を真に受けて、りんなど打っていられはしないか。この秋の取ッつきに、雷雨おびただしかりし中に、ピシャン、と物凄く響いたのを、昼寝の目を柔かに孫を視て、「軒近に桶屋が来ているかの、竹の箍が弾いたようじゃ。」と、またうとうとと寝ったほど、仏になってござるから、お京が今し帰った時の俥の音など、沙汰なしで、ご存じないが。