후리가나로 읽는 일본 고전
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あしかり
蘆刈
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 蘆刈(あしかり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,413자 · 78화면
雲上の女房だとかお局だとかいうものをおもい出させるあれなのでござります。あの匂いが何処かお遊さんののなかに立ち迷っているのでござります。わたくしの叔母、いま申しました父の妹は、このお遊さんの幼な友達でござりまして娘時代には同じ琴の師匠のところへかよっていたものでござりますから、おいたちのことだの家庭のことだの輿入れのときのことだのいろいろと事情を知っておりましたのでそのとき父に話したのでござりますが、お遊さんにはきょうだいが大勢ありまして芝居へ連れてきておりました妹のほかにまだ姉さんも妹もありましたけれども中でもお遊さんがいちばん両親に可愛がられていてどんなわがままでもお遊さんなら許されるという風でとくべつあつかいにされていたそうにござります。それはお遊さんがきょうだいじゅうでの美人でござりましたからそれもあったかも知れませぬけれども、ほかのきょうだいたちもお遊さんだけは別物のようにかんがえておりまして誰もそうするのがあたりまえだと思っているというようなふうであったと申します。おばの言葉を借りますなら「お遊さんという人は徳な人だった」