후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
にじとかんきょう
虹と感興
上村 松園
上村 松園의 虹と感興(にじとかんきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,448자 · 5화면
この天井絵は、べったり置かれたもので、それになかなか大きいものですから、これを見るのに、立っていては見渡しがつかないので、四方に段々を拵えて、看者はこれに上って下に見おろすようになっていました。
私もこの段々の上に立って見たのですが、実際恐ろしいほどの出来ばえのものです。
雅邦先生も、これを描く時には、必ずや亢奮的感興といったような気持で、描かれたものに違いありません。またそうでないと、あれだけのものは出来ないでしょう。
高い、深い感興によって描いたものは、なかなか二つとは出来かねるものだと前に述べました。これについて一つの話があるのです。
私は、かつて文展に出した「月蝕の宵」というのは、やはり屏風一双に描いたもので、女たちが、月蝕の影を鏡に映して見ている図です、これも私が、今度の虹のような感興で描いたものでした。
ところが、須磨の藤田彦三郎さんが、ぜひこの屏風が欲しいといわれて、早速その売約を申し込まれたのでしたが、ほんの一っ時違いで、すでに弘前の某氏が売約されたために、藤田さんの手にはいらなかったのです。藤田さんは非常にこれを惜しがられて、ぜひこの屏風と同じものを揮毫してくれと、懇々私にお話しがあったのですが、私も一応はお受けはしたようなものの、どう考えましても、とてもこれほどのものが出来そうもなく