후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くも
蜘蛛
甲賀 三郎
甲賀 三郎의 蜘蛛(くも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,314자 · 22화면
そこで、私は今日ここにこうして一人でやって来たのである。
さて私は落葉をふんでこの奇妙な建物にちかづき、しばらく感慨ぶかく円形の塔を仰ぎみたすえ、急傾斜の鉄筋コンクリートの階段をのぼった。のぼりきると、そこにたたみ一畳じきよりすこしひろいぐらいの踊り場があり、そこに研究室内にはいる唯一のドアがひらいていた。階段と踊り場はむろん円形の研究室に密接はしていたが、両者は別個につくられて、ごくわずかな間隙をおいて、分離せられていた。(このことはささいなことであるが、のちに重要な関係をもつので、とくにつけ加えておく)
私は研究室内にはいった。
博士の生前にたびたび出入したこともあり、動物学ことに節足動物門について専攻している私には、じゅうぶん馴れているべきであるにもかかわらず、私は思わずぞっとしてたちすくんだ。
壁にそってずらりとならべられた函のなかにはそれぞれ八本の足をつけた怪物がおもいおもいに網をはって蟠踞していた。大形のおにぐもや、黄色に青黒い帯をしたじょろうぐもや、脚がからだの十数倍もあるざとうむしや、背に黄色い斑点のあるゆうれいぐもや、珍奇なきむらぐもや、その他とたてぐも、じぐも、はぐも、ひらたぐも、こがねぐもなど、あらゆる種類の蜘蛛が、一月ほど餌をあたえられないために、極度に痩せて、貪婪な眼をギョロギョロ