일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きりぎりすのき

螽蟖の記

室生 犀星

室生 犀星의 螽蟖の記(きりぎりすのき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,632자 · 8화면

아오조라 문고

きりぎりすの昂奮しているのが判るような気がする。僕は毎年軽井沢にくると子供にせがまれ、きりぎりすをつかまえなければならんことになる。つまり僕がつかまえることが上手なように子供達に思われ、僕はその信用をうらぎりたくないために、無理にも上手にならなければならないのである。だから蚋にくわれながら懐中電燈をもって叢のなかを明るく照らす、懐中電燈の明りは叢のなかを青写真のように映し出し、茎と葉との宮殿がならんで見える。全く叢のなかの夜ほど美しいものはない。きりぎりすは大抵叢の中段のような芒や雁来紅の枝葉の上を少しずつ動きながら、鳴いている。枝葉を移りながらいるのは、叢のなかでは一番大きく立派に見える。顔つきはどこか兜のようにがっしりしているし、鬚が栗いろの強い張りをもって絶えず微動しながら、草の葉と葉のすきまを縫うている。一たいに叢は茨や芒や月草や雁来紅や萩のしげみになっているが、きりぎりすのほかにいろいろな秋の虫がじっとしているのや這うているのや数えきれないくらい沢山に住んでいる。瓜蠅、つゆ虫、ばった、足長蜘蛛、蚋、蚊とんぼ、尺蠖、金亀子、羽蟻、蟷螂、それ等の虫がそれぞれ枝と葉の宮殿のなかに休んでいる。