일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はえ

蠅

海野 十三

海野 十三의 蠅(はえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,774자 · 40화면

아오조라 문고

床に大きな窓が明いているのであった。とたんにどッと降りだした篠をつくような雨は、風のために横なぐりに落ちて、窓枠をピシリピシリと叩いた。密林がこの小屋もろとも、ジリジリと流れ出すのではないかと思われた。

流れ出してもよい。すべて天意のままにと彼は思った。

雨は、ひとしきり降ると、やがて見る見る勢を失っていった。そしてあたりはだんだん明るさが恢復していった。風もどこかへ行ってしまった。

やがてまたホンノリと、薄陽がさしてきた。彼はまだ身体一つ動かさず、破れた壁を見詰めていた。雨が上ったら、どこからか妻がキイキイ声をあげながら、小屋へ駈けこんでくるように感じられた。だがそれは、いつもの期待と同じように、ガラガラと崩れ落ちていった。いつまでたってもキイキイ声はしなかった。

壁を見詰めている彼の瞳の中に、なんだかこう新しい気力が浮んできたように見えた。壁に、どうしたものかたくさんの蠅が止まっている。一匹、二匹、三匹と数えていって、十匹まで数えたが、それからあとは嫌になった。十匹以上、まだワンワンと居た。

(どうして蠅が、こう沢山居るのだろう)

彼はようやく一つの手頃な問題にとりついたような気がした。