일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まちのたんてい

街の探偵

海野 十三

海野 十三의 街の探偵(まちのたんてい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,275자 · 9화면

아오조라 문고

『果してそうかね。おい帆村君、空気抜けの上をしらべてみた方がいいと思うがね』

帆村は僕の顔をじろりと見たが、

『おい、屋上へ行ってみよう』

と僕を誘った。

懐中電燈をつけて、三階の階段をまた一つ上にのぼるとそこは屋上遊歩場であった。そしてその周囲は、高さ一メートルほどの厚い壁でぐるりととりまいてあった。その内側にぴったり寄り添って空気抜けの烟突がついていたが、この高さは、周囲の壁よりもずっと低く、五十センチぐらいしかなかった。そして遊歩場のレベルともうすれすれのところから、空気の出てくる横窓が明いていた。

『雨水がたまると、この穴から入りこみゃしないかなあ』

と僕は、この背の低い空気抜けを指していった。

すると帆村は、いきなり僕の腕をとらえた。

『おい今日は朝から寒かったね』

『それがどうした。今日は朝から冷たい雨がふっていたよ。昨日に比べて、たいへんな変り方だ』

『うむ、そこだ。それで話が分ってきた』

『どう分ってきたんだ』

『いや、もう一つ分らねばならないものがある』

と帆村はしきりと空気抜けの烟突のまわりをさがしていたが、やがてその烟突のすぐ近くに立っていた鉄板でくみたてた小屋に目を光らせはじめた。