후리가나로 읽는 일본 고전
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まちをいくままにかんず
街を行くまゝに感ず
小川 未明
小川 未明의 街を行くまゝに感ず(まちをいくままにかんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,991자 · 6화면
もし、個人的に、社会的に、合理的に動きつゝあるなら、そして、かくの如く、必然に向って、働きつゝあるなら、この社会は、いまゝでにも、もっとより善く、より正しくならなければならぬと感じられるからです。
けれど、私達は、いかに、かく都会に喧騒を極めても、このまゝであったら、決して、私達の生活は、光明を望むものでないことをむしろ痛感せざるを得ないのは、なぜでしょうか。
それは暫く措き、都会がいたずらに発達するということも、中央集権的であるということも、従って都会人は、ようやく此生活から離れて行くがために、いよ/\変則的な生活を営むということも、また中央集権的なるが故に、文化がこゝのみに発達して、都会人の生活は、問題にされるが辺土の生活は顧みられないということも、所謂、社会政策というものは、いかなるものかということも、さまざまに考えられるのでした。
私達は、子供の時分を田舎に過した。しかし、多年、其の土地を離れているうちに、いつしかその時分の生活がどんなようなものであったかを忘れるに至った。これは、すべて都会に住む人々の多くがそうであると思われるのです。
田舎の人達は、どんなにして働いたか、西瓜を作り、南瓜を作り、茄子を作り、芋を作るのに、どんなに汗水を滴らして働いたか。