후리가나로 읽는 일본 고전
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とうろんにそくしてのかんそう
討論に即しての感想
宮本 百合子
宮本 百合子의 討論に即しての感想(とうろんにそくしてのかんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,896자 · 29화면
日本人ほど自分をだますのがうまい国民はない、日本人は戦争が悪いとは思っていない、と。私はその記事を読んだ時涙が出る思いでした。あの頃日本にはプロレタリア文化団体があり、すべての団体は日本の侵略行為に反対していました。『働く婦人』が創刊された時、第一号のトップに満州事変に抗議する記事を書いたのは、わたしでした。『戦旗』がどんなに田中内閣の侵略的意図を批判していたでしょう。しかしグルーは、日本人の中にそういう熱い思いが生きており、弾圧されていることを知りませんでした。あるいは弾圧されるべき犯罪的行為として日本の権力者から説明されていたかもしれない。さきごろの戦争についても同様です。日本人の中には、人民の中には、終始一貫あの戦争に抗議していた者が少いけれどもちゃんと在りました。表にあらわされない抗議の精神はもっと広汎にありました。だからこそ民主主義の歩みだしがあったわけです。発言をおさえられ、おさえる力を系統的に打破してゆくことができなかった反ファシズムの心があったからこそこの日本で、今日世界の平和に役立とうとする熱情があるのです。
かつてはグルーの知ることのできなかった日本人民の意志を、人民として世界に共通な平和と民主生活の確立のための意慾を、私たちはすべての国の人民の実感と結合させなければなりません。